グルタミン|11種類の非必須アミノ酸で免疫力が大幅アップ!摂取方法や効果を解説します。
グルタミンって何ですか?
グルタミンの効果が知りたいです。
このような声にお答えします。
本記事では、あなたのトレーニングをサポートするグルタミンについてを紹介します。
本記事を読むと、グルタミンの効果や摂取量を知ることができます。
グルタミンとは
グルタミンは、体内で一番多く存在する非必須アミノ酸で、トレーニングをする方やアスリートにとって重要なサプリメントです。非必須アミノ酸は、11種類で構成されており、必須アミノ酸(9種類)とは異なり、体内でも生成することができる成分です。
必須アミノ酸のサプリメントとしては、EAAやBCAAが当てはまります。
グルタミンの摂取は必要?
体内で生成することが出来るのに摂取する必要があるんですか?
このような質問が非常に多いためお答えします。
結論から言うと、『YES』です。
トレーニングすることで、筋肉はダメージを受けるため、修復に多くのアミノ酸が必要です。そのため、体内で生成するグルタミンの量では不足します。
その際に、不足したグルタミンを補うにはサプリメントが最適です。
グルタミンの効果
グルタミンの効果が知りたいです。
この項では、効果についてお答えします。
筋肉の分解抑制
トレーニングに限らず、ケガした時など多くのグルタミンが消費します。この消費されたグルタミンは再度補給されないと、筋肉の分解が促進し、修復に時間を要します。そのため、グルタミンを摂取することは、分解を抑制する効果が期待できます。
成長ホルモンの分泌促進
グルタミンは成長ホルモンを促進することで知られています。成長ホルモンの分泌促進は、ダメージを受けた筋肉の筋たんぱく質合成を高める効果があります。筋肥大を目的にしたトレーニングをする方は、絶対に抑えておきたいホルモンです。
免疫力の向上
グルタミンは、胃潰瘍の薬としても使われていたサプリメントです。免疫機能に関わる、マクロファージ(単球)や、好中球、リンパだけでなく、細菌などから身体を守る腸管絨毛のエネルギー源になります。そのため、健康を守るうえでも重要な成分となります。
グルタミンの摂取方法
グルタミンはどれくらい摂取するば良いですか?
グルタミンは、プロテインなどにも含有されていることがあるため、その量も含めて計算に入れることが重要です。
1日の摂取目安は、30~40gです。
過剰に飲みすぎた場合は、クレアチンと同様に腎臓や肝臓に負担をかけるため注意が必要です。
グルタミンを含有する食品
グルタミンはどんな食品に含まれているんですか?
文部科学省が出しているデータがグルタミン酸のため、参考値(測定時はグルタミンとグルタミン酸の区別がつかないため)ではありますが公開しています。
食 品 | 含有量(mg) |
リブロース(脂身つき+焼き) | 940 |
もも(皮下脂肪なし+焼き) | 920 |
ヒレ(赤肉+焼き) | 1000 |
ひき肉(焼き) | 950 |
タン(焼き) | 980 |
ばら(脂身つき+焼き) | 920 |
(基準窒素1g当たり)(引用:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/12/24/1365350_2-0211-2.pdf)
グルタミンは、水や熱に弱く、酸性食品(お酢等)と組み合わせると成分が壊れてしまうので摂取には十分注意が必要です。
グルタミンの摂取タイミング
グルタミンは、免疫力を高める効果があります。そのため、かぜを引きやすい方や体調不良になりがちの方は、オススメです。さらに成長ホルモンの分泌を促進することから、一番分泌量があがる、就寝前に飲むと効果的です。
まとめ
グルタミンは、コンディションを整えることでも大きな効果を発揮します。さらに成長ホルモンの分泌促進は、筋肥大を目的にしている方は最適なサプリメントです。ぜひお試しください。