
1ヶ月で何が出来るんですか?

身体が変わると仕事も変わるって聞いたことあります。
このような声にお答えします。
本記事では、入社までの1ヶ月間で取り組んだ内容を紹介します。
本記事を読むと、新社会人を迎える大学生が抱える悩みをどう解決したか分かります。
新社会人とは
新社会人とは、例えば大学などの学校を卒業し、一般的には4月から企業へ就職する者をいいます。大学生は、入社前に卒業する仲間とともに、卒業旅行へ行く光景をよく目にします。皆さんもそんな経験があるのではないでしょうか?卒業旅行が終わると、仲間も地元へ帰省し、会う機会も減ります。そのため、入社前になると相談する人もいなくなり、下記のような不安を抱えるケースが多いです。
- 先輩と上手くやっていけるかな?
- 仕事に適応できるかな?
- どんな人が同期入社かな?
今回の相談者は、そんな悩みを抱えたAさんの内容を記事にしました。
Aさんの相談内容
今回の相談者は、20代男性の新社会人を控える大学生です。

4月から就職するんですが、営業職で見た目がかなり大事になってくると思っているんですよね。もちろん、外見で大切なスーツやネクタイなどは揃えたんですけど、身体の中身から変わって、出来る男をアピールしていきたいんです。
初めてお会いした時は入社1ヶ月前だったのですが、既に外見は清潔感があり、出来る男の予感はしていました。しかし、確かにAさんが言う通り、身体のサイズ感は、足りないように思えました。そこで、ただ大きくする身体作りではなく、スーツを着た時に、どこの筋肉のボリュームがあれば、出来る男に見えるかを一緒に考えて取り組みました。
カウンセリング
Aさんの目的は、仕事が出来る男になるための身体作りでした。そこで、カウンセリングポイントとしては、過去の運動歴とボリュームアップする筋肉の部位です。

なぜ、過去の運動歴が関係あるんですか?
筋肉は、過去のトレーニング歴があるほど、ボリュームアップしやすいんです!

え?そうなの?トレーニング歴がない私は筋肉がつかないの?
そんなことはありません!もちろんトレーニングすることでボリュームアップは出来ます。しかし、確かに、トレーニング歴がある人と比べると、つきにくかもしれません。なので、これを機に始めれば、辞めて再度トレーニングしたい時に、筋肉がつきやすい身体になります。
Aさんの運動歴ですが、聞いたところ高校時代は野球部に所属していて、ウェイトトレーニングの経験がありました。元々少しがっしりした身体つきなので納得でした。
キャッチャーの経験者は、特にお尻とモモ裏の発達が強くて、脚が極端に太くに見えてしまいます。Aさんの場合、野球を離れている期間も長いため、特に太く感じることはありませんでした。Aさんがスーツを着た時に、仕事が出来る男だな!と見せるためには、下記の部位を鍛える必要があります。
これら3つの部位を鍛えるためには、ベンチプレスや懸垂、サイドレイズ等のウェイト種目が必要です。では入社まで残り1ヶ月で提案したAさんオリジナルメニューを紹介します。
Aさんが実践したメニュー
Aさんが入社するのは1ヶ月後ということで、週2回を想定し、スーパーセット法で進めていくことを決めました。
スーパーセット法により、全身をくまなくトレーニングすることが出来ます。しかし、今回は、追い込む種目と、追い込まない種目を設定させて頂きました。Aさんは、野球部でキャッチャーの経験があったので、お尻や脚は、すぐに強化されることが予想されます。さらにスーツを着た際に、やはり目立つのは下半身より上半身というのがポイントです。
Aさんは、ウェイトトレーニングの経験があり、175cm・70kgありましたので、スクワットやデッドリフトは、最大でも自体重(70kg)までにとどめてもらいました。それよりも、ベンチプレスや懸垂、ベントオーバーロー、腕立てに時間をかけて頂きました。特にベンチプレスは自体重(70kg)を最低限目指してもらい、懸垂は7回以上に設定しました。
Aさんのトレーニング効果の感想
ベンチプレスは久しぶりにやってみてどうでしたか?

久しぶりのトレーニングで種目も絞られていて、やりやすかったのです。ベンチプレスは、現役の時100kgを上げていましたが、今回、久しぶりにやってみると50kg上げるのも必至でした(笑)けど、2回目以降は、身体もフォームを覚えていて、すぐに重量があがっていきました。
筋肉は裏切らないという言葉もありますが、科学的に見てもマッスルメモリーといって、ちゃんと身体に蓄積されている証拠ですね!懸垂をやってみて何か変化を感じましたか?

背筋が伸びた気がします。少し猫背ぎみだったのも実は気になっていたんです。
そうなんです!懸垂は、しっかりフルで行うと、背筋をまんべんなく鍛えることが出来るため、背筋が伸びるんです。私は、姿勢を気にしている方に必ず懸垂をオススメしています。特に懸垂は、自重なので、時間がある時にやりたい種目です。私は、ぶら下がれる健康マシンを自宅に置いています。
Aさんに提案したのはトレーニングだけではありません。身体作りで次に重要なのが栄養です。筋肉は材料となるタンパク質が不可欠です。私がAさんにオススメした栄養に関する提案を紹介します。
Aさんが実践した栄養
Aさんは独り暮らしで、食生活がままなりませんでした。そこで、筋肉の材料になるタンパク質の他に、筋肉を動かすために重要なビタミンを提案させて頂きました。
今回は期間もありませんでしたので、2種類のプロテインを利用します。ホエイプロテインは、体内吸収が速く、トレーニング前と後に摂取すると一番効果がある商品です。
Aさんは、プロテインでお腹を下すことがあるようなので、今回はマイプロテインのアイソレートを紹介させて頂きました。アイソレート加工は、牛乳に含まれる乳糖でお腹を下す方も安心して飲める商品です。
次にソイプロテインですが、これは腹持ちが良いことで知られます。なぜ、ソイプロテインを選択したかと言うと、就寝前に飲みたいからです。例えば6時間寝た場合、体内のタンパク質は、ドンドン消化され、起きた時には枯渇した状態となっています。そこで、腹持ちが良いソイプロテインを摂取することで、常にタンパク質が体内にある状況を作ります。今回は、ソイプロテインとして、モデルのマギーさんがプロデュースしている高品質の商品を選ばせて頂きました。
筋肉を作るのはタンパク質だけではありません。ビタミンDが特に重要です。ビタミンDは、カルシウムを体内へ吸収するために重要な栄養素です。詳細は下記の記事をご覧ください。
Aさんに紹介させて頂いたのは、ビタミンDのサプリメントではなく、ビタミンDを含有するマルチビタミンを提案しました。ビタミンB群には、タンパク質を効率よくエネルギーに変える効果もあるからです。私がオススメしたのは、大塚製薬が出しているネイチャーメイドスーパーマルチビタミンです。
これらにより、運動だけでなく栄養によるサポートで1ヶ月間の挑戦が始まりました。
結果
1ヶ月間取り組んだ結果、三角筋のボリュームはあと一息でしたが、胸と背中は非常に強化されました。入社後も、面接官だった方から、身体が大きくなったね!と声をかけられ、周りの女子社員からも好評いただき、取引先からも信頼され、成績も順調にあげているようです。