
美しい姿勢って?

綺麗な身体とは?
このような声にお答えします。
本記事では、綺麗な身体を作るポイントと改善策を紹介します。
本記事を読むと、トレーナーが見る美しい体型や姿勢のチェックポイントが分かります。
綺麗なカラダ作りとは
憧れの服を着るには、理想の体型や姿勢に近づくことが重要です。モデルや女優も、目標とする体型に向けて日々手入れを行っています。では、みんなが憧れる美しい体型、姿勢はどういうものでしょうか?
美しい体型とは
美しい体型について、ゴールデンカノンという計測法があります。ワコールが30年にわたり日本女性の身体のデータとボディ意識の調査を行い、身体のバランスを各部位で比として公開したものです。
従来の寸法で測定していましたが、バランスに重きを置き、一人ひとりの美しさを引き出す指標として使用されています。
1.BWHのバランス
バストやウエスト、ヒップの測定値を参考に、ウエストのくびれと上半身のバランスをみる指標です。
2.トルソ・バランス
肩やバスト、ウエスト、腹部、ヒップの位置により身体のバランスをみる指標です。
3.バスト立体バランス
バストのかたちやラインを参考に見る指標です。
4.ヒップ立体バランス
ヒップの形とラインを参考に見る指標です。
5.身長・体重バランス
身長と体重を参考に見る指標です。
6.高さバランス
頭身と身長に対してヒップ・股下高を参考に見る指標です。
(詳しくはワコールボディブックをご参考ください。)
日常生活では、ウェストは60cmと聞くとスタイルが良いね!と話題になりますが、ゴールデンカノンによると、全体のバランスが大事なのでウェスト70cmでも美しい体型を実現できるとされています。現代では、美しい体型というのは数字ではなく、全体のバランスへと認識が変わってきています。
美しい姿勢とは
美しい姿勢は、健康業界も注目しています。姿勢を作るということは、内臓も本来の位置に戻り、身体の不調にも効果的とされています。

どこを見て評価していると思いますか?
美しい姿勢のチェックポイント
トレーナーが姿勢評価をする時に、全部で5つのチェックポイントがあります。5つの点が真直ぐな線上に並んだ時に、美しい姿勢とされます。近年は、スマートフォンを常備していたり、テレワークでパソコンを使う機会が多いため、いわゆる猫背により、線上に並んでいる方は少なく感じます。ぜひ、自分の姿勢をチェックしてみてください。
まずは、壁の前に真っすぐ立って下記の5つを確認してみましょう。
①耳
➁肩峰(ゴツゴツ触れる部分)
③骨盤の大転子(ゴツゴツ触れる部分)
④膝関節の前
⑤くるぶしの前

真直ぐ線上に並んでいるあなたは美しい姿勢です。
美しい姿勢作りは、歩き方や走り方にも影響が出るとされています。活躍するモデルは、モデルウォークを綺麗に行うため、日々姿勢チェックを欠かしません。なので、客観的に姿勢チェックをしてくれる専属パーソナルトレーナーと一緒に取り組んでいます。
VOGUEによる姿勢レッスン
姿勢が乱れている場合の改善法
日常生活で出来る工夫
人間は、意識的にその場で姿勢を矯正できたとしても、無意識で継続するのは、一定の期間が必要です。そこで、日常生活に一工夫をいれるだけで、無意識下でも姿勢改善に取り組むことができます。
・3つのポイント
症状 | 改善策 |
1.真っすぐ立った時、左右の足の体重のかけ方 | 利き足と逆を使う意識。例)最初の一歩 |
2.買い物の際、バックを常に同じ手で持っている。 | 片掛けバックをやめてリュックにする。 |
3.パソコン操作による猫背 | パソコンスタンドで、見上げるように調整する。(※) |
※猫背で悩む方に向けて開発された猫背防止用のパソコンスタンドです。windowsパソコンも規格が合えば、設置できます。猫背でお悩みの方はオススメです。
トレーニングによる改善
美しい体型と姿勢作りでポイントになるのは、体幹とお尻の2つです。特に体幹は腹腔内圧が維持できないと、腹筋が抜けて猫背になる傾向がみられます。腹腔内圧を高める体幹トレーニングで美しい体型と姿勢を作りましょう。
お尻には、股関節という大きく動く関節があります。骨盤の可動性を作るのは、ほとんどが股関節です。パソコンやスマートフォンの使い過ぎに見られるのが骨盤の後傾です。

背中で座っている人を見ませんか?
周りの筋肉が弱くなっていて、股関節を自在に動かすことができないため起こることが多いです。そのため、お尻周りでも特に中殿筋のトレーニングをオススメします。
まとめ
姿勢の評価は鏡を使えばセルフでもチェックができます。トレーニングしたら姿勢を評価する癖をつけて、美しい体型と姿勢を手に入れましょう!