歩く筋トレ!ファーマーズ・ウォークをオススメする3つの理由を解説します。
ファーマーズウォークってどんな特徴があるの?
ファーマーズウォークってどんな時に役立つんですか?
このような声にお答えします。
本記事では、ファーマーズウォークの役立つ理由を紹介します。
本記事を読むと、ファーマーズウォークの応用方法を知ることができます。
ファーマーズ・ウォークとは
両手にダンベルを持って歩くトレーニングを指します。なので、誰でも出来る簡単なトレーニングであることが最大の特徴です。ファーマーズウォークの方法やコツは下記で説明していますので、ぜひご覧ください。
オススメする3つの理由
ファーマーズウォークは、下記の悩みをもった方には絶対にオススメです。
- 肩に力が入ってしまう。。
- 力の抜き方が分からない。。
- 姿勢が悪い。。
今回は、トレーニングに悩む相談者にファーマーズ・ウォークを勧めた経緯と理由を解説します!
相談者A
今回の相談者は、20代の男性です。
野球部で投手なんですが、肩に力が入りすぎてる!ってコーチから何度も言われて悩んでいます。意識すればするほど肩に力が入っちゃうんです。。
力を抜くとは
スポーツをやっている方から、力が抜けないという悩み相談は多いんです。では、そもそも肩の力を抜かないといけない理由って何だと思いますか?例えば野球の投手で言うと、力が抜けた状態を作ることで、腕がムチのようにしなり、力の伝達も効率が良いし、コントロールもさだまります。これが力を抜くメリットなんです。他にもまだまだあります。
力を抜くメリット
力を抜くメリットは下記です。このメリットは、野球の他にも言えます。例えば、ベンチプレスも力を抜いてアーチを作ることで、重量物を簡単に上げることが出来るんです。
1.力の伝達効率が上がる!
2.スイングや投げるスピードがあがる!
3.筋肉に余計な力が入らない。
4.伸びた筋肉が戻ろうとする反射を効果的に使える。
力を抜くデメリット
力を抜くデメリットは下記です。力を抜きすぎることは注意が必要です。
1.力を抜きすぎると、球が抜ける。
2.力を抜きすぎると、肩・肘のタイミングが遅れてケガに繋がる。
力を抜くレベルというのは、各個人が練習を通して習得していくものです。しかし、習得する過程で、簡単なトレーニングが役立ちます。それが『ファーマーズ・ウォーク』なんです。
ファーマーズウォークが役立つ理由
結論から言うと、力を抜くという技術を覚えるには、全身運動することが重要だからです!
例えば、アームカール(上腕二頭筋を鍛えるトレーニング)やレッグプレス(大腿四頭筋を鍛えるトレーニング)は、力を入れるトレーニングなので、抜くという技術は身につきづらいです。ボールを投げたり、ラケットを振るといったスイング動作は、力を抜いた状態でムチのように扱えなければいけません。どちらも全身運動の中で、効率よく動かすかが大事なんです。
だから、全身運動であるファーマーズウォークは、役立つんです!重量物を持って歩くということは、腕の力だけでは、すぐに疲れてしまいます。なので、腰や足の力が重要なんです!基本的には、下記の段階を踏んで、足の力が使えるようになってきます。
力を抜く技術は、きっかけを掴むまで時間をかけて習得しますが、一度覚えると様々なスポーツで応用することが出来ます。今回、Aさんには、ファーマーズウォークを週2回行って頂きました。
実践レポート
Aさんは、腕の力が強く、身体を見ても肩回りが発達していたので、時間がかかると思っていました。ファーマーズウォークでは、力を抜く意識を強く持ってもらい、声掛けしながら一緒に取り組みました。普段のトレーニングは、下半身と体幹のメニューを多めに取り入れてもらいました。実はAさんが『力を抜く』きっかけを掴むのに1ヶ月かかったんです。
力を抜いているつもりでも、動画で見ると、めちゃくちゃ力が入っていたんです。意識してるのに出来なかったので、意識を掴むまで時間がかかりました。。
力が抜けてくると、歩き方に躍動感も出てきて、床からの反発力も推進力に変えているように見えます。ファーマーズウォークで力を抜くきっかけを掴んだら、あとは投球動作に応用するだけですね!
投球動作とファーマーズウォークは、運動の種目が違います。しかし、力の抜き方が分かったという点が重要です。力の抜くきっかけは、ファーマーズウォークの時と同じように練習を重ねていくことで掴むことができるんです。