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親指の付け根が痛い。30代女性が悩む手首のトラブル!解決方法を紹介します。

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親指の付け根が痛い。30代女性が悩む手首のトラブル!解決方法を紹介します。

たく
たく

手首の痛みが酷くて困っています。。

あみ
あみ

手首の痛みはどうやって治療すれば良いんですか?

 

このような声にお答えします。

 

本記事では、手首の痛みについて紹介します。

 

本記事を読むと、30代の女性が悩んだ手首の痛みに関するお悩みを紹介します。

 

 

手首の痛み

手首の痛み

30代~40代の女性を中心に手首の痛みが多発しています。よく湿布を手首につけている方を目にしませんか?それは、もしかしたら本記事で取り上げる内容に当てはまるかもしれません。今回は、30代女性のBさんからのお悩みを記事にしましたので、最後まで見て頂けたら嬉しいです。

 

Bさんの相談内容

Bさんの相談内容

 

今回の相談者は、普段アルバイトをしている30代の女性です。

 

Bさん
Bさん

アルバイトで、パソコンを使うことが多いんですが、手首?親指の付け根?あたりが痛くて困っています。本当に何とかして欲しいです。

 

手首周囲の痛みということで、考えられる疾患は沢山あります。例えば、よく耳にする腱鞘炎もその一つです。他にも手根管症候群ガングリオンが考えられます。Bさんの疑われる疾患は、どれにあたるんでしょうか?それでは、まず腱鞘炎から解説します。

 

腱鞘炎

腱鞘炎という名前を聞いたことはありますか?これは、腱が摩擦により擦れて、炎症を引き起こし疼痛が発生することです。別名『ド・ケルバン病』と呼ばれており、親指の曲げ伸ばしにより激痛が走るのが特徴です。親指を握りこんで、小指側に手首を曲げた時に痛みが出れば、腱鞘炎の疑いが考えられます。これは、アイヒホッフテストと呼ばれています。

 

Bさん
Bさん

親指を動かすと痛いし当てはまりそうです!

 

アイヒホッフテストすると痛みを訴えたので、どうやらBさんの症状は腱鞘炎と一致するようですね。しかし、手首周囲の痛みは、他の疾患も考えられます。まだ決めつけず、他の疾患も確認してみましょう!

 

手根管症候群

手首の代表的な疾患として、手根管症候群が挙げられます。では手根管とはどこの事を指すのでしょうか?手根管は、手根骨と呼ばれる4つの骨(舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨)で構成されたトンネルです。そのトンネルには、筋肉の他にも神経が通っています。その神経が、下記の図で青くなっている正中神経です。

手根管

正中神経は、手根管を通っており、手掌の感覚や指を自由に動す役割があります。この手根管が何らかの原因により、狭くなり、正中神経を圧迫すると、シビレや指を動かしずらくなります。これが手根管症候群です。

 

Bさん
Bさん

私はシビレは感じていないので、手根管症候群の心配はなさそうですね。

 

そうですね!シビレがないのであればまず大丈夫でしょう。もしシビレがある方は、すぐに医療機関(病院)で医師に確認してもらった方が良いです。

 

 

次はガングリオンについて解説します!

 

ガングリオン

ガングリオンは、ゼリーのような物質が詰まった腫瘤と言われています。まさにこの言葉通りで、触ってみると、コリコリしていて、大きさによりますが掴むこともできます。このガングリオンが、腱や神経の付近に出来ると圧迫するため、摩擦やシビレの原因になることもあります。特に手首や足首多いです。 

Bさんの手首には、コリコリしたガングリオンのようなものは出来ていますか?

 

Bさん
Bさん

いえ、特に触っても無さそうです。

 

なら良かったです!ガングリオンの場合は、注射でゼリー状のものを抜かなくてはいけません。

 

Bさん
Bさん

えっ?注射ですか!?それは嫌ですね。。。

 

しかし、一度抜いても、また出現する可能性があるんです。そこで、注射が主流ではあるんですが、指で潰すという方法もとられています。実は、指で潰した方が再発も少ないという話を聞いたことがあります。

 

Bさん
Bさん

指で潰すのは、自分でやって良いんですか?

 

最初は医師に潰してもらった方が良いと思います。2回目以降は自分でやられている方も多いですね。但し自己責任になるので注意しましょう。あくまで医師による治療をお勧めします。

 

 

Bさんの考えられる疾患

Bさんの考えられる疾患

前述した内容を踏まえてBさんの疾患を考えると腱鞘炎が疑われますね。その理由としては、腫瘤が見られないことと、シビレがないことです。普段から手を使う仕事ということで、使い過ぎによって起こったと考えられます。そこで今回は、次のアプローチを提案しました。

 

腱鞘炎の治療

腱鞘炎の治療

腱という組織は、筋肉と比較しても血流が乏しく治りにくいのが特徴です。そのため、いかに血流を流して損傷した組織を治すかというのがポイントになります。

 

  1. 手技(マッサージ)
  2. 電気療法
  3. テーピング
  4. 湿布
  5. なるべく安静

 

 

治りずらい組織のため、本来であれば安静にしたいのですがBさんは、アルバイトをしていて休める環境にありません。そのため、アルバイトを続けながらの治療する内容の提案になります。まずは、血流を流すために必須であるマッサージや電気療法は欠かせません。マッサージに関しては、前腕を中心に行うことで指先まで血流が行き届きます。そして、パソコン業務で感じる痛みを緩和するため湿布の使用です。テーピングについては、親指は良く動く関節になりますのでキネシオテープでサポートするのが良いです。