セカンドオピニオン|身体の悩み続出!放置すると危険な理由
痛みの原因が分からなくて困っています。。
担当医がいるんですけど、どうしたら良いですか?
このような声にお答えします。
本記事では、セカンドオピニオンについて紹介します。
本記事を読むと、セカンドオピニオンがなぜ重要なのかが分かります。
セカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは、患者さんが医療従事者(医師等)の話を聞いて納得した治療を選べるように、担当医以外の医療従事者からも話を聞くことが出来る権利です。
えっ??担当医以外からも話を聞いて良いんですか?
そうなんです!担当医を変えられず困っている方が多いです。治療法を選ぶ権利は患者さんにあるので、他の病院で診てもらうことも立派な権利なんです。
下記のような悩みがある方は絶対にセカンドオピニオンをオススメです!
- 通い続けてるけど、一向に治らない。。
- 病院に行っても薬と湿布しかもらえない。。
- 私は手術も検討したいけど、主治医がいらないと言う。
医師の場合は、膝や肩など部位によって専門性が分かれます。特にクリニックでは分からないことも多いんです。大きな病院に行くと、脊椎専門医と膝専門医とか聞きませんか?医師の分野は幅が広いので、部位ごとに専門が分かれるんです。なので、一向に治らない場合は、専門医を受診すると、より精度が高い診断を受けることが出来るのでオススメです。
湿布や薬の処方に関する悩み相談は特に多いです。原因不明の痛みは、対処療法と言って、痛み止め薬や湿布で対応することが多いです。この治療法は悪い対応ではありません。例えば、変形性膝関節症のように骨が変形を起こしていた場合は、上記のような治療を選ぶことが多いです。しかし、患者さんは、薬が欲しいのではなく、話を聞いてもらいたかったり、患部に触れて欲しい方がいます。つまり、人間性を重視した選択をする方が多いんです。
手術の可否の選択は、難しいです。手術は受ければ治るものではなく、必ずデメリットが生じます。例えば、皮膚にメスを入れるので、神経に触れて感覚が消失することも少なくありません。常にデメリットを考えながら治療にあたっているので、なるべく手術をしない方法で対処することを選択する傾向があります。しかし、患者さんの意向に沿って納得がいく治療を選んだ方が良いので、この場合は、専門医へのセカンドオピニオンが必要です。
悩み相談続出の内容
悩み相談の多くは、下記が多かったです。
- 湿布貼っていたけど治らないから教えて!
- レントゲンやMRIとったけど問題なかった。。でも痛い。
上記のようなケースをよく目にしますが、もし個人で湿布を貼っているだけであれば、病院を勧めますが、医師に処方されて貼っているのであれば、セカンドオピニオンは一つの手段です。さらに、レントゲンやMRIに映らなくて、痛みが生じている場合は別の疾患を疑わなくてはいけません。そのため、色々な科が入っている総合病院へのセカンドオピニオンはオススメなんです!
放置すると危険な理由
セカンドオピニオンすることなく、通いきれなくなって放置するケースを耳にします。この場合は、危険です。痛みの原因究明は必要不可欠なんです。例えば、痛みの原因が癌だった場合は、考えただけで恐ろしいですよね。私の担当した患者さんにこんな方がいました。
80代女性
腰が痛くて全然治らないのよ。。夫の力を借りないと歩くのもやっとなの。。
以前に他で治療を受けていたいようなのです。視診では、腰が曲がり円背で、とにかく腰に痛みを訴えていました。おかしいな。。?と思い、脊椎専門の医師にお願いをして診断をして頂いたんです。すると、『腰椎圧迫骨折』と診断されたんです。高齢者には多い代表的な骨折なんです。このようなケースは、少なくないので、おかしいなと思ったら必ずセカンドオピニオンをしましょう。
セカンドオピニオン先を見つける方法
セカンドオピニオン先は、誰もが悩む所だと思います。一般的な方法は下記となります。
担当医に相談すると、近隣の大きな病院を紹介してもらえます。また、治療内容を記載した紹介状を書いてもらえるので、忘れずもらいましょう。もし、自分で探す場合は、病院のホームページを参考にした方が良いです。医師の一覧から〇〇科を選んだり、先生の経歴から選ぶのも良いでしょう。とにかく大事なのは、自分で調べることです。スポーツをしている方もケガに悩まされることが多いのですが、自分で調べて、何件か受診する人もいるんです。なにより、自分の納得いく治療法を選びましょう。
まとめ
セカンドオピニオンを知らない方は、絶対に知っておいた方が良い権利です。痛みが全然治らない。。調べたけど原因が分からなかった。。という方は、絶対にオススメです。