
食べても身体が大きくならない。

身体が大きくならないのは体質じゃないの?
このような声にお答えします。
本記事では、食べてるけど身体が大きくない方に向けて紹介します。
本記事を読むと、なぜ食べても身体が大きくならなかったか知ることができます。
身体を大きくする方法とは
いくら食べてトレーニングしても、身体が大きくならないと悩んだ経験はありませんか?『私は胃下垂だから太らない。。。』なんて言葉を良く耳にします。
では、胃下垂について解説していきましょう。
胃下垂
胃下垂は、本来胃があるはずの位置よりも、下がった場所にあることを言います。
脇腹側から骨盤を掴んでみてください。概ね、そこは腸骨稜と呼ばれ、両方を結んだ線をヤコビー線と言います。この線より骨盤側に落ち込んでいた場合、胃下垂と呼ばれます。
胃下垂は、胃の働きが低下している時に起こる現象で、消化される食べ物が長く留まってしまうため、負担が大きいです。
つまり、食べ物を消化する機能が低下するということは、確かにその後の体内吸収に影響を及ぼすように見えますが、胃下垂だから身体が大きくならないとは言えません。
食べ物は、口腔から始まり、各場所で消化されることで、細かくなり体内へ吸収されます。そこで2つの要因が考えられます。
1.消化する力が弱い
2.体内吸収力が弱い
では、消化と吸収について説明します。
食べ物の辿る道のり
例えば、ササミを食べたとします。それは、口で歯によって噛み千切られて、食道、胃、十二指腸、小腸へと進みます。
この道のりには3つの大切なポイントがあります。それは、食べ物を細かくする消化酵素が分泌する場所です。その場合とは、①口、②胃、③十二指腸を指します。
この3ポイントを通過してササミは細かく分解された後に、小腸で体内吸収されるのです。
分かりやすく言うと、ササミがタンパク質となり、アミノ酸に分解されて小腸で体内吸収されるということです。
この体内吸収しやすい環境を作るためには、私達が即実践できることとして、食べ物を細かくするために、良く噛むというのが挙げられます。
なので、飲み込む癖がある人は、注意が必要です。飲み込み癖があると口で細かく刻む前に体内へ入るため、体内吸収に時間がかかりすぎて、便として流れている可能性があります。これは、身体を大きくしようとするうえで、マイナスポイントになります。
では、ササミを細かくする分解の役割を持つ消化酵素について次に説明します。
消化酵素とは
消化酵素とは、食べ物の消化に使われる酵素です。食べ物は分解されることで栄養として吸収されます。この消化酵素は、口と胃、十二指腸で分泌され、それぞれ役割が下記のように異なります。
サンドイッチやお米などの炭水化物は、口の唾液と十二指腸の膵液によって多くが分解されますが、身体を大きくするために重要なタンパク質は、胃と十二指腸で分解されます。タンパク質は、分解されるとアミノ酸になり、スムーズに体内へ吸収されます。そして、脂肪は十二指腸で分解されます。これは、炭水化物やタンパク質と異なり、一ケ所しか消化酵素が分泌されません。
これらから、消化酵素が分泌するポイントに到着する前にあらかじめ細かく出来ていれば、身体の負担も少なく、より効率的に体内吸収ができます。
そのため、噛むということは非常に重要な要素であることが考えられます。
私が実践する身体を大きくする食べ方
太らないと悩んだ私が実践したのは下記のことです。
1.食べる時に良く噛む
2.プロテインを飲む
飲み込む癖がある人は、噛むことで唾液も分泌されるため意識することが重要です。特に、肉や大きな野菜は、よく噛みましょう。
小学生の頃、100回噛みましょうと先生から言われたことはありませんか?実際の食事で100回噛むことは難しくても、1回挑戦してみることは重要です。普段は30回くらい噛めれば良いでしょう。
身体を大きくするためにはタンパク質が重要です。タンパク質は、ササミなどの肉類に多く含まれますが、食事で噛まない癖がついている場合、プロテインによるタンパク質摂取をオススメします。
プロテインは、アミノ酸まで分解したものを摂取するため、噛む事なくスムーズに体内吸収さるます。このタンパク質は、一般的な食事でも不足しがちな栄養素なので、噛む癖がある方も飲んだ方が良いです。
まとめ
身体を大きくするためには、摂取するものに目がいきがちです。しかし、食べ方を工夫することも、大きくするきっかけになります。出来ることに取り組んで、カッコイイ身体を作りましょう!